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使用感の無い極薄モグラ記

再開
161 hrk 2005-08-31 23:18 permalink
2005年8月19日 POST ROCK NIGHT (3)
(上からの続き)
22:15 15分押しぐらいでカラハリしゃばく。池田さんの相方荒谷さんは一見強面な人。だがトークになるとこれがパート名「しゃべり・たたずまい」を妙に納得させるイイ佇まい。かつて見たカラハリしゃばくに比べて、サックス演奏は今の池田さんの仕事であるチンドン寄りに、トークは以前見たコント風というよりも池田さんの本「へらじか」やカラハリしゃばくのテープ「俺ならこう言う」寄りのシュールな世界を彷彿させるもの。最初は「何が始まったんだろう…」という感じだった会場が段々あったまって、「欽ちゃんの両肩にモグサが生えている」「そのモグサをセーヌ河に投げ捨てるパフォーマンス」「(欽ちゃんが)西武球場に寿司をビッシリ並べるのだが、それが8割方トロ」等でかなりうけてた。僕が今までみたカラハリしゃばくのライブで一番盛り上がった気がする!

22:50 mossmanライブがマキトのとぼけたトークで開始。6/8拍子のリズムにゆったりと力の抜けたボーカルで引き込まれる会場。ギターとベース中心のサウンドに隙間の多いドラム。それにフルートが絡むとメルヘン調の響きで、はっきりと風景が見えそうで揺らぐ蜃気楼の様な音響。このバンドのライブの間は本当に会場が静かだった。みんなじっと聴きいっていた。


23:30 そしてラストのMTRセッション。やけのはら「(お客の)みんな疲れ切ってると思うんですけど…」片岡「(疲れて)うんざりしてるのはお互い様だぜ!」という逆切れでスタート(本当は楽しかったので疲れは感じてなかった/むしろ高校の頃自分達がやってたセッションライブ〜客が飽きてうんざりしがち〜へのオマージュ)。2台のMTRでマルチトラックテープを繋ぎながらのセッション。トラックは ずんどこディスコ権田山→おもちゃ音サンプリングテクノ片岡→コラージュファンキやけのはら→変なリズム感のブルース杉浦→4つ打ちアンビエントCommodore-codex→夏祭りロック音頭中山U太 という流れ。しかしトラックより全般に演奏がよく聴こえていた。ベースとギターがしっかり締めてくれたおかげで僕や権田山や中山ら楽器弾けない勢は大変助かりつつ楽しめた!そしてやけのはらのしゃべりが面白い!僕がイベントで司会みたいに喋るのはやけのはらの影響が大です。だってインストアイベントでビンゴ大会やったりするのよあの人。そして最後に中山U太のシンボル的なあのボイスで「これからみんな でうた っておど ってさわごうさわ ごう…」で始まった中山の音頭ビートに悶絶!!一気に会場が最高のしょうもない空気感に!面白すぎる!

(終わり)(Photo by Kenta Araki, Yakenohara and Kazuki Shiota. Thanks!)
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