以前「ポイント定規」という物を作りました。印刷物を作成する際、文字サイズ等をポイントで指定している事が多いと思います。この定規はポイントとセンチが両方併記されているため、これを普段から使用する事で「ポイント」のサイズ感が自然と養われる様になっています。以前に別のブログで公開していた物なのですが、ゼロから作り直してより使いやすくしました。印刷して、トンボに合わせてカットしてご利用ください。
ポイント部分は12point毎に刻みが入っています。目盛りが見づらい場合は拡大鏡等を使用して下さい。インクジェットプリンタで印刷すると線がにじんでより見づらい結果になるので、レーザープリンタが使えない場合はセブンイレブンのネットプリント等を使うといいかも知れません。
改善ポイント
- 元データがビットマップからベクターになったので、より精密になった
- 数字を縦に記載する様にしたため、フォントや行間の測定が楽になった
- フォントのサイズ見本を表示した
最近は片岡昌展のチラシやカタログを作っているのですが、僕は普段からデザイン作業をしているわけではないので、まずは身の回りの印刷物をこれで計りまくって、読みやすい文字サイズや行間、余白の取り方をサンプリングする事から作業をはじめています。
「ポイント定規」は cc-by-sa でライセンスします。AI形式のファイルは(フォントをアウトライン化していますが)編集しやすい状態を保っていますので、より便利になる様な改善を行ったら、是非再配布してみて下さい。
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