ルミナスラック(ドウシシャ, 25mm径ポール)を作業机に、照明にゼットライト(山田照明)をつけて使っています。
ゼットライト(僕が使っているのは「Z-100」なんですが、現行機種だと「Z-107」等が該当すると思います)は本体をクランプで机に固定する仕様なのですが、クランプは構造的に、ある程度厚みがある板でないと固定できません。一方ルミナスラックの標準のシェルフは金属のワイヤーでできているので、クランプを固定するための厚みがありません。
木の板等をシェルフにかませれば解決できるのですが、クランプをつける事でルミナスラックの棚の位置が制限されたり(クランプに干渉しない配置にするため)、かませたパーツが滑るのでゼットライトを乱暴に動かすと外れて危ない等の不満を感じていました。
ラックのポールの穴にゼットライトの根元を差し込めば、固定もしっかりする上コンパクトで良いのではと考えたのですが、ポールの内径とゼットライト根元の径が合わない(ぶかぶかである)ため、このギャップを埋める継ぎ手を作ってみました。
Autodesk 123D で作成した STL データを DMMの3Dプリント を利用して、「ナイロン」樹脂で出力しました。費用は3,159円でした(値段は見積もり時期によって変動すると思います)
強度等、しばらく使ってみないとわからないのでまだ様子見ですが、同様にゼットランプをルミナスラックに固定したいというニッチな需要を見込んでデータを載せておきます。
ゼットライト-ルミナスラック継ぎ手 STLファイル(3Dプリントサービスへの入稿用)
実際に注文する前に: 上記の通りゼットランプは Z-100 という古めの機種に合わせているので、ご自分のゼットランプの根元とサイズが一致してるか確認した方がいいと思います。
サイズを微調整すれば、エレクター等の他のスチールラックや、他のランプとの組み合わせでも使えると思います。ノギス等で計って調整してみてください。