一度に沢山ダウンロードしたファイルをまとめて開く場合、いちいち “インターネットからダウンロードされました” 警告ダイアログが出ると面倒くさいので、これを消します。
但し、セキュリティを低下させない為にも、警告機能自体は無効にするべきではありません。指定したファイルについてだけ、まとめて警告をでない状態(=「ダウンロードしたファイル」では無い状態)にします。
Terminal から、以下のコマンドで警告なし状態にできます。
xattr -d com.apple.quarantine <ファイル指定>
[詳細]
“ダウンロードしたファイル” という属性は EA (Extended Attributes, 以下 拡張属性) に設定されていて、これは ls -l@ オプションで確認できます。
ls -l@ <ファイル指定> -rw-r--r--@ 1 user staff 12345678 9 25 03:06 hoge.wmv com.apple.quarantine 42
com.apple.quarantine と表示されているものが、「ダウンロードしたファイル」を示す拡張属性です。
xattr コマンドは拡張属性を操作するコマンドであり、 -d オプションでこれを削除する事ができます。