[Mac OS X]ダウンロードして来たファイルの “インターネットからダウンロードされました” 警告を消す

2011/10/27 by hrk | Mac OS X Tips

一度に沢山ダウンロードしたファイルをまとめて開く場合、いちいち “インターネットからダウンロードされました” 警告ダイアログが出ると面倒くさいので、これを消します。

但し、セキュリティを低下させない為にも、警告機能自体は無効にするべきではありません。指定したファイルについてだけ、まとめて警告をでない状態(=「ダウンロードしたファイル」では無い状態)にします。

Terminal から、以下のコマンドで警告なし状態にできます。

xattr -d com.apple.quarantine <ファイル指定>

[詳細]

“ダウンロードしたファイル” という属性は EA (Extended Attributes, 以下 拡張属性) に設定されていて、これは ls -l@ オプションで確認できます。

ls -l@ <ファイル指定>

-rw-r--r--@ 1 user  staff  12345678  9 25 03:06 hoge.wmv
        com.apple.quarantine           42

com.apple.quarantine と表示されているものが、「ダウンロードしたファイル」を示す拡張属性です。
xattr コマンドは拡張属性を操作するコマンドであり、 -d オプションでこれを削除する事ができます。