飲食店がガラガラな今こそ行くべきオススメスパイシーレストラン10選

2011/03/19 by hrk | Uncategorized

地震の影響で皆様外出を控えているのか、飲食店がガラガラという噂を聞きます。それなら普段要予約なあの店に食べに行くチャンスだし、大好きだけどいつもすいてるあの店が潰れたらヤだし、というわけで都内でオススメのスパイス系レストランを紹介します。どれもオススメだし大好きなお店です。

(連休中に行ったらいいよ!という事で紹介していますが、食材の流通が悪い等の理由でお休みしている店があるかも知れません。心配な場合、電話等で確認してから訪問して下さいね)

パクチーハウス(経堂、パクチー料理)

全ての料理がパクチー料理という、パクチー好きにはたまらない、パクチー嫌いには地獄の様なお店。羊肉とパクチーで動植2大くさがられ食材頂上決戦な「ヤンパク」や、緑のご飯でさらに飯が食えちゃう位美味い「パクライス」など、「パクチーといえばタイ料理」等といった偏見をぶちこわす無国籍なオリジナルパクチー料理が魅力。
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霞舫[かほう](新宿他、台湾料理)

台湾の庶民味フルスイング!おそらく日本人の舌に合わせたアレンジゼロであろうという本格台湾屋台料理店。ここの「辛口牛肉麺」は唐辛子の辛さ・花椒のシビレ・薬膳スパイスの血行増進効果で脳がどうかしつつ、牛肉と麺の旨味で完全にトリップできる味わい。変わった食べ物が食べたい方には「酔鶏」(すいげい、酒びたしの鶏肉)や「アサリの醤油漬」等がアクが強くて楽しい。空心菜炒め等の普通の中華も美味しいです。
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ナムチャイ(三鷹台、ラーメン・カオソーイ)

おそらく、日本で一番おいしいカオソーイが食べられる店。カオソーイとはタイの庶民的なカレーラーメン。バリバリの揚げ麺と通常のゆで麺のダブル食感と、ココナッツミルクたっぷりでこってり味なタイ風カレースープに高菜・タマネギ・パクチーのフレッシュな味わいがカットインしてくるのが特徴。カオソーイ初めてな方は是非この店で初体験して欲しい。カオソーイの他に、花椒や柚子で無国籍なアレンジが効いた魚介醤油のつけ麺、それとベースが近いながらもより和風なラーメン、にんにくでピリ辛に炒めた具が特徴の天理スタミナラーメン(東京初上陸だったっけ?)が食べられる。平日昼はカオソーイ以外はお休みで代わりに¥500のワンコインラーメンをやっており、ランチ向けに地味ながら飽きのこない味を提供している。
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オーケストラ(西荻窪、カレー・喫茶)

「喫茶店でありながら美味いカレーを出す店」は各地に沢山あるが、ここは中でも頭ひとつ抜けた店。喫茶店にありがちな「煮込んだオリジナルのカレー」ではなく「本格的なインドカレー感がしっかりありながら、若干アレンジしたカレー」が食べられる。特に酢に漬けた豚肉を使った「ポーク・ビンダルー」は他の店ではあまり食べられない上、とても美味。ひよこ豆のカレーも、今の所この店が「ひよこ豆のカレー1位」なうまさ。
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小肥羊[しゃおふぇいやん](渋谷他、火鍋)

国内7店舗。スパイスをふんだんに使った料理はやはり人を選ぶ様で、大半が小規模な店舗である中、こんなにスパイシーな料理が食べられるお店がこんなにチェーン展開してていいの!?と嬉しくなってしまう火鍋店。唐辛子・花椒・薬膳スパイスの複合攻撃でふらついた脳と舌を、独自ブレンドのスープと肉・野菜が確実に旨味ダメージを与えてくるという怒濤のうまいもの責め。ちなみに伝統的な火鍋は「鍋のスープにはスパイスのみ、手元につけダレ」で塩味はつけダレで食べるスタイル。巷に溢れる「スープに塩味まで全部入っててつけダレなし」スタイルの火鍋は、このチェーンから始まったと考えられる。
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おまかせ亭(渋谷、洋食)

普段は要予約気味な人気の洋食店。洋食メニューはどれも丁寧な調理で、確実にこちらの期待に応えてくれる味。ところが、ここのカレーはいい意味で期待を裏切ってくる問題児。刻んだタマネギでとろみのついたカレーソースはタマネギや野菜で若干緑がかっており、まずカラーリングが変わってる。さらに食べるとカツオダシ?の様な旨味が加わっており、何故か和風の煮込み料理を想起させつつ、しかもカレーとして機能しているという絶妙なバランスの味わい。食べた後語り種必至のカレーを体験しよう。
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タイ・ガパオ・トーキョー(六本木、タイ料理)

各種東南アジア料理の中でも、タイ料理は最も都内にレストランが溢れる、どこでも食べられる料理。味も日本人の舌に合わせたものから本格的なものまで選び放題で「どこがうまいか」というよりも「どこが自分好みか」という選び方をするしかない状況で、この店は私の様な「スパイス・ハーブ好き」にガッとオススメしたいお店。特にこの店のラーブ・ガイ、ラーブ・ムー系「スパイシーひき肉サラダ」のスパイシーさとハーブの香り高さは、私に「タイ料理店に入ったら、まずラーブXを食べる事でその店のレベルを測る」という習慣を生み出した(そしてこの測定方法はとても機能している)。他にも定番タイ料理から珍しいタイ料理までメニュー豊富で、どれもスパイス・ハーブが香り高く美味い。
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マジックスパイス(下北沢他、スープカレー)

北海道出身のスープカレーの有名チェーン。一時期のブームによって、このチェーン以外にも都内にスープカレー店が増えたが、この店が一番「カレーっぽくない」。しかし、カレーっぽいスープカレーなどただの「薄めたカレー」でしかない。この店のスープカレーは「エスニック風スパイシーなラーメンスープ」然としており、それゆえあらゆる具材とご飯にマッチする旨味を持ち、またカレーでは体験できない独特の辛み体験を味あわせてくれる。ちなみに辛さ設定で「涅槃」を越えないと使用されないスパイスが存在するため、是非「涅槃」以上で食べたい。
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10ZEN[じゅうぜん](品川、薬膳料理)

漢方薬に関する複合施設「品川漢方ミュージアム」内にある薬膳料理店。薬膳料理というと「薬くさく、苦く、体に良いけどおいしくない」というイメージをお持ちの方もいるかも知れないが、それは大間違い。薬膳・漢方に使われる素材とスパイス・ハーブのグループは大きく被っており、きちんと作られた薬膳料理は「スパイス・ハーブをふんだんに使った美味料理」となりうる。ここのカレーはそのお手本の様な美味カレー。しかもスパイス・ハーブだけでなく肉も野菜もたっぷり煮込まれてボリュームがあり、「体を健康に保つにはまず肉と野菜をたっぷり食べなければいけない」という基本を再確認させてくれる。
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珍閣(西荻窪、長安料理)

現在は「中華料理 珍閣」と名乗っているが以前は「長安料理 晏閣」であったお店。しかし、メニューは殆ど変わっておらず、長安料理のお店と思った方が良い。長安は中国の内陸部であり、四川料理系の「唐辛子の辛みと花椒のシビレ」麻辣味と、シルクロードを通ってトルコ方面まで分布する、クミンの臭みが特徴の孜然(ズランorズーラン)味の両方が楽しめるのが特徴。どちらも本格的なスパイス濃度が舌と脳を捕まえて離してくれず、麻辣!孜然!麻辣!刀削麺!孜然!と繰り返し盛り上がっているうちに食べきれないくらい注文してしまうので注意。
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